第2回:ぼっち
「勉強できれば周りから認められて楽しい」
こんなことを前回書きました。しかし、前回の記事を見て勉強のできるぼっちはこう思ったはず。
「勉強できても友達いないしクラスの誰からも褒められんわ4ね。」
一人も友達がいないのか、一人はいるのかで変わってくると思います。
両方に共通していえるのは「あなたはどれくらい友達がほしいですか?」です。
交友関係は狭く深くがいいのか、浅く広くがいいのか、考えてみてください。
考えましたか。
前回、「楽しく過ごすためにはそれなりの対価が必要」といいました。友達を作るのも一緒です。「友達を作って楽しく過ごす」ことにも対価がいるんです。それは最初に話しかける勇気であったり、自分が明るい人だと思われやすいような雰囲気を作ることであったり、新たなコミュニティに飛び込む度胸であったり。なにもせずに成功を手に入れる人はいません。
しかし
その「望ましい結果」を得るためにどれだけの対価を支払う必要があるのか(どれだけ努力しないといけないのか)には格差があります。
特に意識しないような努力で友達がたくさんできる人もいれば、自分の性格を分析して、どう振る舞うかなど考えないと友達がなかなか作れない人もいます。
そこにあるのは「生まれ」によって格差が存在するという残酷な現実です。
恵まれた人間とそうでない人間は、スタート地点が違うんです。
学校で同じ速さで走っても、スタート地点で差があるから追いつけないんです。これは勉強も、性格を形成していく上でも一緒です。このことについて次回は深掘りしていきましょう。